●6月の薬局ディスプレイ「セントラル・アポテーケ」ロッテンブルク
*Central Apotheke
ドイツでは毎年6月の第2木曜日に『薬局の日』が開催されます。『薬局の日』は、ABDA(ドイツの薬剤師協会)が、もっと薬局薬剤師の機能を国民にアピールしようと、1998年にスタートさせたイベントです。そして今年のテーマは“薬と運転”。ヨーロッパ最大の自動車クラブであるADACとのコラボで啓蒙キャンペーンが行われていました。
全国の薬局あげてのイベントですが、熱の入れようは薬局によってまちまちです。その中でも、セントラル・アポテーケの『薬局の日』は毎年盛大です。今年は、テーマにならい、薬局スタッフ全員が信号機をイメージした色とりどりのポロシャツを着て、地域の住民を明るく出迎えていました。店内の衛生用品、化粧品はすべてこの日だけのディスカウントセール。お買い上げ時には、薬局オリジナルのエコバックに入った素敵なプレゼントが渡されます。無料の血糖測定、血清脂質測定や健康にちなんだ子供向けの人形劇も催され、薬局の中も外もとても賑やかでした。(城戸真由美)
*2013年ドイツ薬局の日のポスター
信号機カラーの錠剤が印象的です
テーマは“薬と運転”
「はじめに運転について尋ねます!」
*この日のスタッフのユニフォームは
Apothekerマーク入りのカラフルなポロシャツ
店内の飾り付けグッズもポロシャツも薬局用通販雑誌で
購入できるそうです