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2012年07月06日

●地域とともに歩む薬局2012報告 ~ドイツと日本における実践

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2012年6月2日(土)東京四ツ谷において、ドイツからアッセンハイマー慶子氏を招き、また茨城県で日独融合型薬局実践している篠原久仁子さんにも参加してもらい、シンポジウムを開催しました。常に前向きにそして真摯に、患者さん、地域住民に向き合っているお二人の話に参加者は聞きいっていました。勇気や元気、そしてエネルギーを沢山頂けたのではないでしょうか。ドイツと日本はやはり薬に関して大きな違いがあると感じるのですが、それは教育のせいではないでしょうか。慶子さんは特に特別な教育はされていないと話されましたが、添付文書を読んだり、必ず薬のことについて、聞いてから買う姿勢は一長一短にできるものではないと思います。ドイツの薬局には薬剤師会が作成した大人向けと子供向けの冊子があります。自由に取れるのですが、お子さんはその冊子をもらうためだけにも薬局に来るといいます。そのように子供の頃から薬局に慣れ親しむ環境は日本にも必要と思います。

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*薬局で配っている薬剤師会作成の子供向けの冊子。子供が興味を引くような内容になっている。6.2012号はサッカーのドイツ代表の写真が満載。